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大人の楽しみ

いっくんの寝室は、長細い家の端にある。そして、居間は反対の端にある。

四月までのいっくんは、多少の差はあれ、8時過ぎには「おやすみなさい」を言っていた。ところが最近、その時間が遅くなってしまった。
ゴールデン・ウィークで、パパもじぃじも夜の時間をゆとりを持ってすごしていた。
いっくんと一緒に夕食をとり、テレビを見たり、おしゃべりをしたり。
そしていっくんは気づいてしまったのだ。
大人にとって「夜はまだまだこれから」だということに。
一度は寝室に行ったはずが、眠れなくて泣きながら起きて来てしまうのだ。そして、寝室と居間の間を行ったりきたりすることになる。ずっとお付き合いするはめになったママは、ふらふらだ。
今は、居間の隣のじぃじの部屋のベッドで一時間くらい絵本を読んでもらったり、ちょっと大人の顔を見たりしながら、自分でねんねのタイミングを計っているようだ。

ねんねのスタイルも、去年の秋の断乳以来、「絵本を読んでからホームスター」(この冬いっぱい)から「限界まで絵本を読む」(春)と変わってきたが、この先はどうなっていくのか。
いっくんが「子供の時間」に戻れるのはいつだろう。
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社交術

いっくんの家に遊びに行った。とはいっても、15歩ほどの距離だ。

ひとしきりかまって帰ろうとすると、裏口まで送ってくれた。
ばい、ばーい
また、あそんでね」(おっ、初めてこんなこと言われた)
外は雨が降っていた。
あめ、ふってる?
かさ、もってね
傘立てを指して言っているのだが、いっくんの場合、手を広げてどうぞをしているところがミソだ。

「君、雨が降っているから、傘をお持ちなさい。」といったところだなと、夏目漱石あたりの小説がふと浮かんだ。(妄想炸裂中)

♪ ぐーちょきぱー 

最近いっくんは、上手にお歌が歌えるようになってきました。

「ぐーちょきぱー♪」のお歌では、いろいろなパターンを続けて歌ってくれます。
「右手がグーで、左手もグーで、くまたん♪」と歌うときが特に可愛いので、おバカなおばは気絶しないように心臓をおさえています。(バカ丸出しです)

南天 / 続・花のなまえ

この年末のこと、植木屋さんが南天のきれいな枝を切ってくれて、いっくんは「なんてん」と言う言葉を覚えた。
それから数日たったある日、いっくんを車に乗せていると、窓の外を見て「なンてン、なンてン」と言っている。初めは何のことかさっぱりわからなかったのだが、ようやく「南天」だと気づき、停車中だったので辺りを見回してみた。すると、路地の反対側の家の玄関先に、見事なピラカンサスの大きな鉢植えがあるではないか。赤い実のなる木に反応したようだ。
だが注目すべきは、ピラカンサスの隣に、実のない大きな南天の鉢植えが並んでいたことだ。
もし、その葉の付き方や、枝の特徴に気づいて「南天」と言っていたのだったらっっ。いっくんは天才だ。

ありえない妄想に浸る、おバカなおばだった。

花のなまえ

いっくんは、この四月から幼児教室に通うようになった。

先日は、ペーパーフラワーのカーネーションを作ってきた。母の日が近いからだろう。
「何のお花を作ったの。」ときくと、「ちゅちゅじ(つつじ)」との答え。
翌日、またその花の話題(?)が出たので、「これ、何のお花だっけ」と聞くと、今度は、「うめ」。

幼児にしては、渋い花ばかりだ。周りの大人の平均年齢が高いせいだろうか。

もののなまえ

いっくん風、もののなまえ。

子供らしい言い換えだと思うのは、「パワーショベル」を「パーガーガー」と言うこと。
街中を車で走っていると、一台の「パーガーガー」も見逃すことがないかのごとく、目ざとく見つける。
「パーガーガー、ねんね、ちてた」(動いていない)
「パーガーガー、に、あったよ」(二台あった)
などと報告してくれる。


大人の後について鸚鵡返しにしても言えないものもある。上手に言えなければ、それはそれでかわいくて、何度も言わせてみてしまう。
「しいたけ」は「しいしいた」。
「たんぽぽ」は「たんたんぽ」、ちょっと進化して「たんたんぽぽ」。
「しょうぼうじどうしゃ」は「しょしょぼ」。
いっくんなりの文法(?)があるようだ。

ちなみに、「しょうぼうしょ」は「しょぼぼ」。
今日、消防署の前を通ったとき、さかんに「しょしょぼ、あったよ。しょぼぼ。しょしょぼ。」と報告してくれた。
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Author:daifuku
新米「ばぁや」、大奮闘の巻…
そんな感じの毎日です

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