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どんぐりころころ

お葬式で親族の皆さんが集まっているところで、事件は起きた。

斎場での待ち時間。
いっくんはパパとお手洗いに行った。そして待合室には帰って来なかった。ドアの隙間から廊下を通り過ぎて走っていく姿が見えて、大人はみんなで「おや、どこへ行くんだろう」と不思議に思っていた。
しばらくして、ハトコのおねえちゃま(小学生)が待合室に走ってきた。
「いっくんがすべった。」
「え、どこで?(廊下を走り回りすぎて滑って転んだのかしら)」
「すべって、池に落ちたの。」
!!!!!!

事の顛末はこうだ。
いっくんとパパは斎場の小さな庭へちょっと息抜きに行った。そこには魚(たぶん鯉)が泳いでいる浅くて小さな池があった。
突然「くつした、ぬぐ」と言ういっくんに、パパは芝生の上を走りたいんだなと思ったのだそうだ。脱がせた靴下をパパが丁寧に伸ばしている隙に、池に入ろうとして囲みの石に足をかけたいっくんは… 親戚のおじ様たちの目の前でつるりっと滑って池の中に尻もちをついてしまったのだった。

もしもの時用に持っていた下着とズボンがすぐに役に立った。
本人はいたってご機嫌のままで、「どじょうさんが出てきてこんにちはって言った?」と言う私の質問にも、嬉しそうに「でてこなかった」と答えていた。

いっくん、きっと結婚式のときも誰かがこの話をするだろうね。
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男らしい(?)

いっくんのおうちでお葬式があった。

パパは前夜駈け付けてそのまま泊まっていたので、ママといっくんは翌日、もしも泊まることになっても大丈夫な支度をして出かけることになった。
荷物(ピギーバッグ)があるので、タクシーで一番近いJRの駅に行くことにした。私も出かける用事があったので同行した。
道が混んで、いっくんは疲れてしまったようだ。駅に着いたとたん半べそで「だっこ」になってしまった。仕方なく抱き上げて「ママは大きなお荷物を持っているでしょう。これからパパのところまで行くのよ。いっくんにはママをお手伝いしてあげてほしいんだけどな。できるかな。」と話してみた。
すると、
おりる
と言って、ママのところへ行き、ピギーバッグのもち手に手を添えて歩き出したのだ。

ママと一緒にピギーバッグを引きながら、改札の向こうで時々振り返るいっくんに、お馬鹿なおばはホロリとしてしまったのだった。(←本当に馬鹿)

忙しい

いっくんも御多分に洩れず電車が大好きだ。

ページの指示に従ってボタンを押すと発車ベルがなったり、アナウンスが聞こえたりするロマンスカーの絵本を持っているのだが、先日ママにねだって(ねだって、ねだって、ねだりまくって)同じシリーズの山手線の絵本も買ってもらった。
今日遊びに行くと、リビングの床に向こう向きに座り込んで、二冊の本のページをめくっては、山手線とロマンスカーの両方のボタンを同時に押して、両方の発車ベルを鳴らしたり、両方のアナウンスを聞いたり、一心不乱に遊んでいた。
ママ曰く「車掌さんは忙しいの。」

お馬鹿なおばは柱の陰から、後頭部の丸みとか、ほっぺたのふくらみとか、ボタンを押す小さな指を堪能したのだった。

ABC体操??

今日、いっくんが「♪あたま、かた、ひざ、ぽん♪」を歌いながら上手に踊って見せてくれた。
小さいころは、乳幼児クラブのみんなとお遊戯ができなくて、壁の花となっていたことを思うと、本当に大きくなったものだ。

その踊り(体操?)を見ながら、ふと思いついてしまった。
「♪ABC」の歌も好きなんだから、歌にあわせて手旗信号を教えたらどんなもんかと。
早速やってみると、まだまだ腕を真横に(BとかF)まっすぐ伸ばせはしないものの、興味津々で体を動かしている。
がんばって覚えて、シン兄ちゃん(船乗り。夫の甥)をびっくりさせようね。

パパの漫画

いっくんは、パパの本棚にある漫画の三巻だけが抜けているのをずっと気にしていたらしい。
背表紙の数字を「いち、に、よん、ご、ろく、しち」と読んで、「さん、ないね」と言っていたそうだ。
そんなある日、いっくんはパパのベッドの脇で三巻を見つけた。そして、大喜びで本棚に入れた。

きちんと並んだ数字にご満悦のいっくんから、今日そんな報告を受けたのだった。

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Author:daifuku
新米「ばぁや」、大奮闘の巻…
そんな感じの毎日です

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