年中さんになる頃にようやくウルトラマンが見られるようになったいっくん、まず最初のお気に入りは「ウルトラマンメビウス」に登場するウルトラマンヒカリだった。
(ウルトラへの道のりはまた後日)
一緒にDVDを見ていると、傷ついたヒカリを助ける為にウルトラの母が登場した。
「どうしてウルトラの母が助けに来るの?」
「そりゃあ、母だもの。」
「どうして母だと来るの?」
「怪我をしたら母が助けに来てくれるでしょう。」
「どうして?」
ここで、ふと気づいた。
彼は、「母」という言葉を知らないのだ。
そこで、
「母って、ママのことよ。いっくんが怪我をしたらママが絆創膏を張ってくれるでしょう。」
と説明すると、ようやくわかった様子。
その後、「父は、パパで、母は、ママ」と覚えたいっくんに、ママはある言葉を特訓した。
そして、予行演習。
「明日幼稚園に行ったら先生になんて言うの。」
「あしたは、ウルトラの?ちち?…」
残念!!
正しくは、「明日は、父の誕生日です。」だった。
「ウルトラの」が入るだけで、台無しだ
(ウルトラへの道のりはまた後日)
一緒にDVDを見ていると、傷ついたヒカリを助ける為にウルトラの母が登場した。
「どうしてウルトラの母が助けに来るの?」
「そりゃあ、母だもの。」
「どうして母だと来るの?」
「怪我をしたら母が助けに来てくれるでしょう。」
「どうして?」
ここで、ふと気づいた。
彼は、「母」という言葉を知らないのだ。
そこで、
「母って、ママのことよ。いっくんが怪我をしたらママが絆創膏を張ってくれるでしょう。」
と説明すると、ようやくわかった様子。
その後、「父は、パパで、母は、ママ」と覚えたいっくんに、ママはある言葉を特訓した。
そして、予行演習。
「明日幼稚園に行ったら先生になんて言うの。」
「あしたは、ウルトラの?ちち?…」
残念!!
正しくは、「明日は、父の誕生日です。」だった。
「ウルトラの」が入るだけで、台無しだ

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いっくんのおばあちゃまは、二人とももう天国にいる。
I町のばぁば(パパのママ)には、いっぱい可愛がっていただいて、一緒にとった写真もあるが、M町のばぁばはママが若いころに亡くなったので、いっくんは会ったことがないのだ。
「ママのパパはだれ?」
「M町のじぃじよ。」
「ママのママは?」
「ずっと前になくなったから、もういないのよ。」
「おそらにいるの?」
「そうよ。」
「いっくん、あいたかったなぁ」
いっくんの目がうるうるっとしたのを見て、ママもほろっとなった。
そして二人でちょっと泣いたそうだ。
そういうことも、わかるようになったのね。
I町のばぁば(パパのママ)には、いっぱい可愛がっていただいて、一緒にとった写真もあるが、M町のばぁばはママが若いころに亡くなったので、いっくんは会ったことがないのだ。
「ママのパパはだれ?」
「M町のじぃじよ。」
「ママのママは?」
「ずっと前になくなったから、もういないのよ。」
「おそらにいるの?」
「そうよ。」
「いっくん、あいたかったなぁ」
いっくんの目がうるうるっとしたのを見て、ママもほろっとなった。
そして二人でちょっと泣いたそうだ。
そういうことも、わかるようになったのね。